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認めたくない、日本の憂うべき現状(10) - 関東注意情報

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最近、関東地方向けの警告記事が多くなっていますが、これまで、地下原発について注意・警戒の情報が入っているエリアを開示します。地図上に赤丸で示しましたので、お近くの方はいざという時に対処ができるよう諸処ご準備ください。対処方法については過去記事にて掲載しています。

以下の地図は伝聞情報に基づいて作成したものであり、不確定要素を多分に含むため内容の真偽については各自でご判断ください。なお、地下原発の注意情報に関するコメントには正確にお答えすることができませんし、その義務も無いと考えています。本記事はこの種の情報を必要とする方のために掲載されています。


図1:埼玉県内 青線は大河川 赤線は県境 原子炉計10基

図2:高崎近郊 原子炉計12基
以上の地図情報には東京都立川市の2基が含まれていません。これらは問題が報告されたものだけであり、実際の地下原子炉数は地図内だけでこの数倍から十数倍あるとお考え下さい。

赤丸の位置には幾つか特徴があります

 ・だいたい10㎞間隔
 ・鉄道(高崎線・上越新幹線)沿い
 ・大河川から5㎞圏内

鉄道沿線になるのは情報提供者の移動手段によるところもありますが、鉄道自体が大電力のユーザーであること。間隔については、送電可能距離(実運用範囲はせいぜい数㎞か?)に制限されるためだと考えられます。また、大河川に比較的近いのは、冷却水の取水及び排水に有利なためだと思われます。その意味で、首都に近く荒川・利根川、その支流が流れる埼玉県は大規模な地下原発が作りやすいエリアだと想定されます。

どんな所に地下原発はあるのか、その傾向を以下に示します。なお、ここで言う地下原発には小型の原子力発電装置を含みます。

 ・変電所
 ・工業団地
 ・新幹線駅舎
 ・操車場
 ・役所、警察・自衛隊施設
 ・大学
 ・大病院
 ・高層ビル、高層マンション
 ・その他大規模施設

大電力の長距離送電が不可能であると知った現在、この結果は当たり前と言えば当たり前です。この中で、公共機関、JRや私鉄などの準公共機関、大企業などを除いて、各施設管理者が地下原発の存在を知らされていることはあまりないと考えられます。電力供給契約が交わされれば、供給義務はそれを受託した電力会社に一任される訳ですから。

新幹線や高速道路の建設で不必要に、時には平地を迂回してまでトンネルを掘削するルートを選ぶのは、用地確保や環境配慮の面よりも、地下原発に必要な地下水脈を探索するのが主な目的だからです。
今回取り上げたのは、地下原発情報のほんの一部でしかありません。巷の経済評論では、日本はGDPや工業生産額で世界の上位であることを云々しますが、その豊かさは、これだけの先送りされた膨大な負の遺産の上に成立していたことを、私たち日本人はこれから嫌という程思い知ることになるでしょう。

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管理人 日月土

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