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Channel: (新) 日本の黒い霧
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コロナの次は温暖化

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今週半ば、私は調査のため九州北部を回っていました。全行程とも晴天に恵まれ、それはそれでたいへん良かったのですが、一つ気になったのが、太陽の光が猛烈に眩しかったことです。30℃前後の10月とは思えない暑さはもちろんですが、日陰のない野外を歩くのがためらわれるほどギラギラと照り続ける太陽には少しうんざりしました。

私は赤道に近いフィリンピンはミンダナオ島の陽射しの強さを体験していますが、そこ程ではないにせよ、南国を思わせる陽射しが10月の日本を覆っていることについて、何か大きな気象の変化が起きていると感じずにはいられません。

そんな折、現地で次のようなニュースを耳にしました。


ノーベル賞 真鍋淑郎さん 50年以上前に“温暖化”影響を予測
2021年10月6日 18時40分

ことしのノーベル物理学賞の受賞者に選ばれた真鍋淑郎さん(90)。
いまから50年以上前に「二酸化炭素が増えれば地球の気温が上昇し、地球温暖化につながる」ということを世界に先駆けて発表。
こうした成果がもとになり、地球温暖化や気候変動の研究が進みました。


“非常にシンプルで本質突いたモデル”

真鍋さんがノーベル物理学賞の受賞者に選ばれたことを記念して、東京 江東区の日本科学未来館では6日、急きょ、真鍋さんの研究内容や功績を紹介するトークイベントが開かれました。

イベントには授業の一環で訪れていた中学生など10人余りが参加し、科学コミュニケーターが図や写真を投影しながら真鍋さんの研究内容を説明。

「真鍋さんは50年以上前に、非常にシンプルで本質を突いた気候の予測モデルを作った。こうした成果によって地球温暖化が人類の活動によって起きたことが科学的に裏付けられた」と功績をたたえました。


「現代の気候研究の基礎」


ノーベルの選考委員会は、真鍋さんの受賞理由について「現代の気候の研究の基礎となった」としています。

その気候モデル。真鍋さんは、地表面が太陽から受け取るエネルギーから、宇宙に逃げていくエネルギーを差し引いた「放射収支」と、空気や水蒸気が互いにどう影響し合うか、世界で初めて解明したとされます。



1960年当時、真鍋さんはアメリカの気象局で、温室効果ガスが増えたら気候がどうなるかという温暖化問題に取り組んでいたといいます。

地球の気候は、大気と海、そして陸地の間で熱や水蒸気がやりとりされ、次々と変化が起きる非常に複雑な現象ですが、真鍋さんは、複雑な関係を数式化して、世界で初めて大型コンピュータを使って予測したのです。

1967年に発表した論文では、二酸化炭素の濃度が2倍になると、地球の平均気温がおよそ2.3度上がるとしています。



真鍋さんは受賞が決まったあとのインタビューで「東京大学の地球物理教室にいた当時、天気予報を発展させて気候モデルを作っており、はじめは好奇心でやっていたが、アメリカに呼ばれて、コンピューターも使い放題で、全地球的な気候モデルの開発を始めました。1960年代のアメリカは冷戦を背景とした競争の中にあって非常に科学研究に力を入れていて、電子計算機の導入も盛んで、アメリカに呼ばれたのも幸運だったうえ、計算機が急速な進歩を遂げたというのも幸運で、いろいろな幸運が重なって今に来ている」と話しています。



またスウェーデン王立科学アカデミーは「60年前、コンピュータ(の処理速度)は、現在よりも10万分の1の速さでした。真鍋さんのモデルは比較的単純なものでしたが、真鍋さんはまさしく重要な特徴をとらえていた」と評価しています。
(以下略)

引用元:NHK https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211006/k10013294041000.html

最近の報道では、西欧諸国で森林火災や豪雨など大規模な自然災害がある度に「気候変動」の文字が紙面を踊ります。最近行われたドイツの総選挙では、まるで環境問題こそが喫緊の課題であるように報じられていましたね。少し前の熱海で起きた土砂崩れも、海外メディアでは「気候変動の影響」と報じられており、私も思わず笑ってしまったのを覚えています。

コロコロ祭の次はいよいよ温暖化祭かなと思っていたところで、タイムリーに真鍋先生が温暖化理論の先駆者としてノーベル賞受賞だというのですから、まさに予想通りだということになります。国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が使用している基本モデルは真鍋理論だということですから、ここで、一気に理論の正当性を主張したい気持ちは分からなくもありません。

私も別に真鍋先生の研究そのものを茶化す意図はないのですが、コロコロ・温暖化の両祭を主導する国際連合が、もはや中立的な善意の団体などではなく、どこぞの紐付き機関に成り下がっているのは明らかです。それに加えて、ノーベル財団までがその後押しなのですから、世界的権威の失墜はもはや目を当てられない状況と言うことができるでしょう。近い内に国連のロゴが入っていたり、ノーベル賞を受賞したりするのがとっても恥ずかしい時代が来てしまうような気がします。


■真鍋理論で気候変動は説明できない
さて、国連もその科学的基礎に置いている真鍋理論ですが、国際環境経済研究所の記事の中に「CO2温暖化説は1979年に終っていた」という中々よく書けた小論文があるのでご紹介しますが、とにかく、モデル設定が大雑把で、でっち上げに近いというが筆者の主張したいところのようですね。

次はこの論文からの引用です

ところがIPCCの温暖化予測は図3に示すように真鍋モデルの上に構築されています。IPCC報告書用の気候モデルは100個以上の調節可能なパラメタを用いてFBを加味した気候感度を計算しているだけであり、米国大気研究センター(NCAR)の上級研究員で前役員のJ. Firorは、「気候モデルの最大の問題は、自分たちにとって望ましい結果が出力されるように、モデルを改変し使用する人々によって構築されていることだ」と批判しています。

この論文の他にも真鍋理論について書かれている資料を読んでみましたが、どれもモデルのパラメータ(計算に用いる指数)の取り方についての議論であり、要するにパラメータの取り方一つで結果は大きく変わるので、こんな気候シミュレーションは当てにならないというのが、大方の科学者の見解の様です。

物理モデルを構築するというのは、元々たいへんな緻密さが要求されることですが、それが気候という幾つもの不確定要素を含む条件下では難しいに決まってます。真鍋先生はあくまでもその先駆者であり、この分野を開拓したパイオニアとして評価するのは構いませんが、その理論モデルが正しいと見るのは話の筋が全く異なります。

この理論的やり取りから窺えるのは、

 気候変動モデルは未完成

という事実だけであり、その事実を全部吹っ飛ばして「CO2の増加が温暖化を招いたのはもはや科学的事実である」とする国連IPCCの宣言は、まさに非科学性の極みだと言うことができるでしょう。そして、そんな適当な結論を以てして、各国の工業生産が制限されたり、過料を払わされたりするのですから、私たちに理不尽な生活スタイルの制限を強要する点において、まさにコロコロ祭と同種の世界的ペテンであると認めることができるのです。

そう言えば、Googleさんも温暖化に触れた動画コンテンツに対して規制に乗り出したようですね。こんなところもやり方がコロコロ祭と全く同じです。世界は確実に全体主義化しているということでしょう。


画像:東大の渡辺正名誉教授によると、狩猟制限後に白熊の個体数は増えているという。つまり、白熊の頭数減少は温暖化が原因ではなかった。


■まず地球理論の説明から
2年前、私は(真)ブログに「温暖化しないといけない地球」という記事を掲載しました。ここでは、温暖化の議論が、地表のガス(気体)と地表面における熱の吸収と反射に終始している現状に対し、地球の核にあると言われる5500℃の高熱域がどうして地球表面に到達して温暖化をもたらさないのか、まずそれを説明することを求めています。


画像:どうしていつまでも熱が偏在するのか?

地球誕生から46億年以上経過していると言われてますが、いくら何でもそれだけの長い時間を経れば、熱力学第二法則に従い熱的平衡状態が生まれ地表は高熱化するはずです。しかし、実際にはそのような事実は観測されていません。

つまり、これは地球の熱モデル自体がどこか根本的に間違っていることを示しており、この大きな間違いを修正しないまま、地表ガスの熱交換を基礎とする温暖化理論をいくら展開したところで、全く意味をなさないのです。

温暖化と言う商売や政治丸出しのくだらない議論を進めるまえに、優秀な科学者たちの知恵を結集し、この謎の解明を進める方が、人類にとってはるかに有益であると私は考えますが、如何でしょうか?


 * * *


さて、冒頭で述べた太陽のギラギラですが、これがCO2の増大によってもたらされた気候変動だとは誰も思いませんよね。これはもう太陽そのものが何か大きく変質しているとしか言えないのです。

コロコロ祭も温暖化祭も、何か時間的制約でもあるように焦って強引に進められていますが、世界の中枢がそこまでやらざるを得ない本当の理由は、実は太陽活動にこそ隠されていると私は見ています。

私としては、例えその隠された未来予測が人類全体にとって避け難い不幸なものであれ、どうか事実を知らせて欲しいと願うのばかりなのです。


関係者向け画像:山梨県の乙女高原。今度ばかりはこんなやり方で太陽をどうにかできませんよ。まずは出雲大社と鹿島神宮の宮司に禊をしてもらいましょうかね。


ET QUARTUS EFFUDIT FIALAM SUAM IN SOLEM ET DATUM EST ILLI AESTU ADFICERE HOMINES ET IGNI
第四の天使が、その鉢の中身を太陽に注ぐと、太陽は人間を火で焼くことを許された。
(ヨハネの黙示録 第16章8節)


キリストの御国にて記す
管理人 日月土

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