一昨日3月16日の深夜に東北地方で大きな地震がありました。(真)ブログ記事「地震にまつわる変な停電」では、この地震と"前後"して関東地方で大停電が起きたことに触れています。
この記事の中で、私が関東各地に住む知人などから集めた情報を次の事実にまとめました。
(1)埼玉南部 揺れ始めた瞬間に停電した
(2)東京23区内 揺れる前に停電した
(3)各都道府県で虫食い的に停電が発生している
その後、(2)についてはテレビ報道されていたなどの確認情報を頂いています。
これについて、私が知る日本の真の電力事情から、それがどのような理由で起きたのか推測を述べさせていただいたのですが、一般報道からは次の様に、なんとも支離滅裂な解説が出てきたので、今回の関東大停電にまつわる記録の意味も兼ねてここに掲載します。
会員向けの記事なので全文ではありませんが、当局側の矛盾点を指摘するにはこれだけでも十分です。
引用元:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC177520X10C22A3000000/
以下、報道文の記述について私からの疑問を提示させていただきます。
■記事タイトル部
「意図的停電」
(2)のように地震発生前に停電させたのも意図なのでしょうか?これは驚きです!地震予知ができるのなら真っ先にそれを国民に知らせてください。お願いします。
「ブラックアウト回避」
どういう意味でしょうか?真っ暗(ブラックアウト)にならないよう、選択的に停電区域を作ったということでしょうか?では、どのような基準で停電区域を設定したのか説明を求めます。停電区域にお住いの方々は明らかに不利益を被ったのですから、その意図とやらについて電力会社は説明責任があるはずです。
■記事本文
「電力供給を意図的に遮断するシステムが作動し、火力発電所10基以上が停止した」
おかしいですね、電力プール理論(あり得ませんが)だと発電所が10機も余計に停止したら、それこそ電力の需給バランスが崩れるじゃないですか?この理屈が成立するには、各発電所と停電した地区が直結していなければならず、電力プール理論は嘘だと言ってることになります。また、直結しているならばシステム遮断などする必要がありません。この矛盾をどうお考えなのでしょうか?説明を求めます。
「電力は需要量と供給量が一致しないと周波数が乱れて、広域停電につながってしまう」
確かに、電力の需給バランスを一致させることは重要です。何故なら、電力が不足すれば電気機器が上手く作動せず、過剰ならば送電線や中継機器などが一気に火を噴く可能性があるからです。電気はエネルギーですので、エネルギー保存の法則により生産された電力はどこかで消費されなければならないからです。
しかし、需給バランスの不一致が周波数の乱れになるなんて聞いたことがありません。交流周波数は発電機の回転数に依存するものであり、それは電力生産側の問題です。
そもそも、需要が過剰なら各抵抗器にかかる電流量は減り、その反対なら電流量が増えるだけの話です。上述の発火現象も送電機器が大電流を許容できなくなるために起こります。ですから、需給バランスの不一致がどうして周波数乱れに結びつくのか私には理解できません。
もちろん、周波数が乱れれば電気機器を破壊することに繋がるので、そんな状況で送電は不可能でしょう。しかし、需給バランスと周波数乱れの関係が不明瞭な以上、この説明で納得できるはずもありません。
北海道ブラックアウトの時、電力供給量不足による周波数乱れが原因であると言われてましたが、未だに周波数乱れの発生原因について理論的説明がなされたのを聞いたことがありません。そもそも、ブラックアウトといいながら、旭川など一部地域では電気が点いていたのはどういうことなのでしょうか?
関連記事:北海道、嘘だらけの節電呼びかけ
以上、電気については私も大学で電気理論と電子工学の基礎を少し齧った程度の素人ですので、これらの点について理論的に詳細な説明をお願いする次第です。経済産業省の担当課様、電気事業連合会に参加している電力各社様。今回こそ納得の行く説明をよろしくお願いします。
追伸
周波数が乱れる一番の原因は各交流発電機による位相のズレです。電力プール理論が成立するには、周波数だけでなく位相ズレを完全に0(少しズレても駄目です)にしないといけないのですが、関東東北50Hz帯にある全ての発電機の位相合わせができているなどという話がどうして信じられましょうか。そんな技術が本当にあるならぜひ教えを請いたいものです。
* * *
今回の記事は、ちょっとふざけているようですが真面目に尋ねている部分もあります。特に報道の技術発表では位相差(位相ズレ)について全く触れていないので、これを丁寧に説明して頂かないと、現在経産省がSDGsの一環として推進している太陽光や風力などの
再生可能エネルギーは全部嘘
と言うことになりかねません。そうなると、毎月の電気料金に乗せられている
再生エネ賦課金は詐欺
ということになってしまいます。そんなことになったら大変です。関係者の逮捕だけでなく、電力各社は利用者から多額の返還請求訴訟を起こされてしまうでしょう。このような事態を回避するためにも一刻も早く国民が納得する説明をお願いします。
関連記事:風力発電で電力消費
最後に、色々考え合わせると、やはりあなたが今使っている電気はあなたの近くにある地下原子力発電機が作り出していると結論付けざるを得ません。この現実を受け止めた時、現在世界規模で起きている奇妙な出来事、例えば、人の死なない疫病の伝播と人の死ぬワクチンの普及、突然のウクライナ紛争、世界主要都市での大停電、etc.これらの真の理由が見えてくるのです。
insidiae in vitalibus eius et non recedet de plateis eius damnum et fraudulentia
町中には滅びがあります。広場からは搾取と詐欺が去りません。
(詩編 第55編12節)
※ウルガタでは54章
キリストの御国にて記す
管理人 日月土
この記事の中で、私が関東各地に住む知人などから集めた情報を次の事実にまとめました。
(1)埼玉南部 揺れ始めた瞬間に停電した
(2)東京23区内 揺れる前に停電した
(3)各都道府県で虫食い的に停電が発生している
その後、(2)についてはテレビ報道されていたなどの確認情報を頂いています。
これについて、私が知る日本の真の電力事情から、それがどのような理由で起きたのか推測を述べさせていただいたのですが、一般報道からは次の様に、なんとも支離滅裂な解説が出てきたので、今回の関東大停電にまつわる記録の意味も兼ねてここに掲載します。
会員向けの記事なので全文ではありませんが、当局側の矛盾点を指摘するにはこれだけでも十分です。
引用元:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC177520X10C22A3000000/
以下、報道文の記述について私からの疑問を提示させていただきます。
■記事タイトル部
「意図的停電」
(2)のように地震発生前に停電させたのも意図なのでしょうか?これは驚きです!地震予知ができるのなら真っ先にそれを国民に知らせてください。お願いします。
「ブラックアウト回避」
どういう意味でしょうか?真っ暗(ブラックアウト)にならないよう、選択的に停電区域を作ったということでしょうか?では、どのような基準で停電区域を設定したのか説明を求めます。停電区域にお住いの方々は明らかに不利益を被ったのですから、その意図とやらについて電力会社は説明責任があるはずです。
■記事本文
「電力供給を意図的に遮断するシステムが作動し、火力発電所10基以上が停止した」
おかしいですね、電力プール理論(あり得ませんが)だと発電所が10機も余計に停止したら、それこそ電力の需給バランスが崩れるじゃないですか?この理屈が成立するには、各発電所と停電した地区が直結していなければならず、電力プール理論は嘘だと言ってることになります。また、直結しているならばシステム遮断などする必要がありません。この矛盾をどうお考えなのでしょうか?説明を求めます。
「電力は需要量と供給量が一致しないと周波数が乱れて、広域停電につながってしまう」
確かに、電力の需給バランスを一致させることは重要です。何故なら、電力が不足すれば電気機器が上手く作動せず、過剰ならば送電線や中継機器などが一気に火を噴く可能性があるからです。電気はエネルギーですので、エネルギー保存の法則により生産された電力はどこかで消費されなければならないからです。
しかし、需給バランスの不一致が周波数の乱れになるなんて聞いたことがありません。交流周波数は発電機の回転数に依存するものであり、それは電力生産側の問題です。
そもそも、需要が過剰なら各抵抗器にかかる電流量は減り、その反対なら電流量が増えるだけの話です。上述の発火現象も送電機器が大電流を許容できなくなるために起こります。ですから、需給バランスの不一致がどうして周波数乱れに結びつくのか私には理解できません。
もちろん、周波数が乱れれば電気機器を破壊することに繋がるので、そんな状況で送電は不可能でしょう。しかし、需給バランスと周波数乱れの関係が不明瞭な以上、この説明で納得できるはずもありません。
北海道ブラックアウトの時、電力供給量不足による周波数乱れが原因であると言われてましたが、未だに周波数乱れの発生原因について理論的説明がなされたのを聞いたことがありません。そもそも、ブラックアウトといいながら、旭川など一部地域では電気が点いていたのはどういうことなのでしょうか?
関連記事:北海道、嘘だらけの節電呼びかけ
以上、電気については私も大学で電気理論と電子工学の基礎を少し齧った程度の素人ですので、これらの点について理論的に詳細な説明をお願いする次第です。経済産業省の担当課様、電気事業連合会に参加している電力各社様。今回こそ納得の行く説明をよろしくお願いします。
追伸
周波数が乱れる一番の原因は各交流発電機による位相のズレです。電力プール理論が成立するには、周波数だけでなく位相ズレを完全に0(少しズレても駄目です)にしないといけないのですが、関東東北50Hz帯にある全ての発電機の位相合わせができているなどという話がどうして信じられましょうか。そんな技術が本当にあるならぜひ教えを請いたいものです。
* * *
今回の記事は、ちょっとふざけているようですが真面目に尋ねている部分もあります。特に報道の技術発表では位相差(位相ズレ)について全く触れていないので、これを丁寧に説明して頂かないと、現在経産省がSDGsの一環として推進している太陽光や風力などの
再生可能エネルギーは全部嘘
と言うことになりかねません。そうなると、毎月の電気料金に乗せられている
再生エネ賦課金は詐欺
ということになってしまいます。そんなことになったら大変です。関係者の逮捕だけでなく、電力各社は利用者から多額の返還請求訴訟を起こされてしまうでしょう。このような事態を回避するためにも一刻も早く国民が納得する説明をお願いします。
関連記事:風力発電で電力消費
最後に、色々考え合わせると、やはりあなたが今使っている電気はあなたの近くにある地下原子力発電機が作り出していると結論付けざるを得ません。この現実を受け止めた時、現在世界規模で起きている奇妙な出来事、例えば、人の死なない疫病の伝播と人の死ぬワクチンの普及、突然のウクライナ紛争、世界主要都市での大停電、etc.これらの真の理由が見えてくるのです。
insidiae in vitalibus eius et non recedet de plateis eius damnum et fraudulentia
町中には滅びがあります。広場からは搾取と詐欺が去りません。
(詩編 第55編12節)
※ウルガタでは54章
キリストの御国にて記す
管理人 日月土