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Channel: (新) 日本の黒い霧
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京の知られざる観光地

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先日、滋賀・京都方面へ調査に行って参りました。3月ともなれば観光シーズン、この3年間のコロコロ・ワクワク大祭りによる外出自粛が嘘の様に、京の街は人で溢れかえっていました。

京都市内には観光地として有名な古刹が数多く有ることは今更語るまでもないことですが、実は京都駅や四条河原町から比較的近いにも拘わらず、(おそらく)外部からの観光客にあまり知られていないスポットがあります。それが六角堂(紫雲山頂法寺)です。


写真:六角堂(3月4日撮影)

六角堂のホームページには、同寺について次の様に説明されています。

六角堂の歴史と御本尊

聖徳太子によって創建された六角堂は、本尊如意輪観音像が人々の信仰を集め、西国三十三所観音巡礼の札所となりました。親鸞が参籠したことでも知られます。また、町衆の心の拠り所となり、京都の中心と認識されるようになりました。
六角堂といけばな

華道家元池坊が住職を務める六角堂は、いけばな発祥の地です。仏前供花などを起源とするいけばなは室町時代に成立し、日本文化の重要な要素となりました。六角堂は、池坊専慶、池坊専応、池坊専好など、数々の花の名手を輩出しています。

同サイトには、かつて、祇園祭の山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式が六角堂でおこなわれてたことから、京都の中心と考えられたとありますが、ここが京都の中心であることは風水的な見地からも確認することができます。


画像:六角堂の艮(うしとら:鬼門)に延暦寺

比叡山延暦寺は京都の鬼門を守る寺と言われていますが、実は六角堂から艮(北西)の方角に線を引くと、そこにはドンピシャで延暦寺が配置されているのです。別の言い方をすれば、延暦寺は六角堂(の場所)を起点にそこに配置されたとも言えます。

このライン上には吉田山の吉田神社も乗っており、これらは偶然と考えるよりも方位を計算して建てられたとするのが妥当な見方でしょう。何と言っても京都は風水の都ですからね。

私も見様見真似で風水を鑑定しますが、単なるモノの配置だけで風水の呪術的効果が現れないことくらいは理解しているつもりです。風水に命を吹き込むものとはいったい何なのか?そして、もしもそれが失われたらどうなるのか、その答を古都の風水師たちは近々その目で見ることになるやもしれません。


キリストの御国にて記す
管理人 日月土

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