先日、ニューヨークタイムスを眺めていたら、次の記事がアジア発ニュースとして取り上げられていました。
「バービー」がベトナムで炎上した訳
グレタ・ガーウィッグ監督の新作映画が、中国とベトナムが領有権を争っている領海を描いた地図を使用したため、ベトナムでの上映が禁止となった。
グレタ・ガーウィッグ監督、マーゴ・ロビー主演のバービーは、月曜、ベトナムでの上映が禁止となった。
ジン・ユウ・ヤング
2023年7月4日掲載 (7/7更新)
この夏、ベトナムにバービーワールドは出現しない。
その東南アジアの一国は、グレタ・ガーウィッグ監督の新作映画「バービー」の公開を禁止した。それは、映画シーンの中で、南シナ海を示す地図上に九段線と呼ばれるU字型の点線で描かれた、中国とベトナムの両者が領有権を主張している領域が含まれていたからだ。
九段線は南シナ海のおよそ90パーセントを占め、中国の主張を表す印として中国の地図で使われる。
(和訳:日月土)
引用元:New York Times How 'Barbie' Landed in Hot Water in Vietnam
この記事、一見すると、何かと領土トラブルで話題となる南沙諸島周辺の緊張関係を指し示す記事のように読めます。一応、その九段線がどのようなものであるか、適当な地図があったので、それを転載しておきます。
画像1:南沙諸島と九段線
南沙諸島の領有権自体は、アジア情勢における深刻な国際問題だとは思いますが、しかし、なんでこの時期にファンタジー映画の「バービー」と絡んでくるのだろうと、少々不思議な気分にもなったのです。
バービー人形と言えば、私はその名前くらいしか聞いたことはありませんが、幼い少女達の人形遊びのアイテムとして、世界的に人気があること位は私も聴き知ってはいます。
画像2:バービー人形
映画予告を観た限り、どうやら、人形の国(バービーワールド)にいたバービーさんが、現実の人間世界に現れる設定らしいですが、まあ、ファンタジー作品でしょうからそれについては特に言うことはありません。
主演のバービー役はオーストラリアの女優マーゴ・ロビーさんで、たいへん美しい方ではありますが、年齢は33歳と、夢見る少女たちのアイドル役としては少々厳しいのではないかと思ったりもします。この「33」という数字も気になりますが、ここでは深追いはしないことにしましょう。
画像3:マーゴ・ロビーさん(発音上の表記)
■日本とバービーの関係
このバービー人形、外国の人形と思っていたのですが、調べたところ、日本ともたいへん縁が深いことが分かってきました。以下はウィキペディアからの抜粋です。
概要
1959年3月にアメリカのマテル社から発売された。
(中略)
初期のバービーは日本で製造されている。当時、日本はアメリカに比べ人件費が安く、繊維産業が盛んであり人形本体と衣装とをまとめて発注できるという理由から注目され、玩具問屋と小売を営む(株)国際貿易との交渉から日本生産が決まった。
引用元:Wikiペディア バービー https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC
バービー人形は1959年に発売されたそうですが、なんと、その製造は日本の企業が引き受けていたそうなのです。
その経緯については、次のサイトが参考になります。
関連記事:日本人は知らない、バービーが「日本のドール」と言える意外な理由
このサイトの2ページ目を見てちょっと驚いたのですが、バービー人形が発売された1959年とは
明仁皇太子と美智子さんの御成婚
の年であり、なんとその年に、非売品でありながら日本限定の御成婚モデルまで造られていたそうなのです。
画像4:御成婚限定モデル(同サイトから引用)
ここで「おやっ?」と思ったのは、バービー誕生と美智子さまの間に何か特別な関係が隠されていたのではないのか、その点なのです。
■映画ポスターの解析
ここで、今回の映画ポスターを眺めてみます。
画像5:国内上映用のポスター
引用元:映画「バービー」公式サイト https://wwws.warnerbros.co.jp/barbie/
見ればお分かりのように、バービー(Barbie)の頭文字「B」を強調した派手なレイアウトなのですが、この特大の「B」の文字を眺めていたら、最近のアニメでやたら「B」の文字を強調していた作品があったのを思い出しました。
画像6:アニメ「推しの子」から
このアニメの設定については、暗に「美智子さま」を意識して設計されているだろうと、(真)ブログ記事『「推しの子」推しの話』で解説済みだったのです。
「B」という文字は、数字の「1」と「3」の文字間を詰めたもの、すなわち「13」と同じと見なせますから、これを漢字で書き直すと「十三」(じゅうそう)となります。実は、この「十三」と「重曹」を意図的に掛けてキャラクタライズされている登場人物が、このアニメの中に設定されていることも、やはり(真)ブログ記事『「有馬かな」が語るもの』の中で指摘しているのです。
画像7:商品キャラにもなった「重曹ちゃん」こと「有馬かな」
アニメ「推しの子」はシーズン1が先週終了しましたが、それを見透かしたように、8月にやはり「B」推しの映画「バービー」が公開される。これを果たして偶然と捉えてよいのかどうか、疑問が残ります。
これが偶然でない場合、アルファベット「B」が両者で共通しているように、
美智子さま
についても、共通項として見なさなければなりません。
■美智子妃殿下(当時)と123便事件
本ブログでは、1985年の123便事件に昭和天皇が大きく絡んでいると指摘してきましたが、実は当時の皇太子妃である美智子妃殿下についても無関係ではなかろうとしています。
それについては、過去記事「八月に天皇は殺される」の最後部に、次の様な遠回しな表現で仄めかしています。
なお、吉永さんの配役にはもう一つ別の意図が見い出せるのですが、それは、吉永さんが実在する誰を象徴しているのか、吉永小百合さんという女優のイメージから想像すると直ぐにお分かりになるのではないかと思います。おそらく、日本人でこの方(女性)を知らない人はいないでしょう。
そのお方はプリンセスとも呼ばれることがありました。
もちろん、1985年以降も昭和天皇および美智子妃殿下も公式にはご存命でしたが、ここで一つ読者の皆様に考えて頂きたいことがあります。
お二人の素顔を直に拝見したことがあるのか?
私たちが知っているお二人の顔は、あくまでもメディアを通したものです。中には歌会や一般参賀などで拝顔されたことがあるという方もいらっしゃるとは思いますが、それがご本人だと確証できる理由はあるのでしょうか?
天皇は、メディアがまだ未発達だった頃もその姿は御簾の向こう側にありました。100年より前にやっと御尊影として一般人が目にするようになっても、それが本人である確証など実は何もなかったのです。
ある意味、私たち日本国民は皇室メンバーという名の実写版バービー人形をずっと見させられていたのかもしれません。
さて、ここで日航123便事件を取り上げたのにはもう一つ大きな理由があります。それは映画「バービー」の日本公開日が
8月11日
であることなのです。ちなみに米国での公開日は7月21日です。
この日はご存知の様に「山の日」であり、
123便事件の前日
でもあります。
ここに映画「バービー」の大いなる作意が凝集しており、それは「B」、すなわち「十三」と美智子妃殿下(当時)とがこの運命の日で繋がることを意味しています。
123便事件はその前日、いや1959年の御成婚の時から既に始まっていたのです。
あなたの声聞きたくて
消せないアドレスmのページを
指でたどってるだけ
プリンセス プリンセス「M」から(1988)
画像8:例のアニメでも「プリンセス プリンセス」(二人の妃)を表現
このヒロインは第1話で早くも殺され血まみれの中で死亡している
「皇帝のいない八月」のヒロインと同じ様に
タイトルの「M」がいったい誰を象徴しているのか、もうお分かりでしょう。問題なのは、なぜ半世紀前後も昔の話がこのタイミングで復活しているかなのです。
QUOMODO SEDIT SOLA CIVITAS PLENA POPULO FACTA EST QUASI VIDUA DOMINA GENTIUM PRINCEPS PROVINCIARUM FACTA EST SUB TRIBUTO
なにゆえ、独りで座っているのか/人に溢れていたこの都が。やもめとなってしまったのか/多くの民の女王であったこの都が。奴隷となってしまったのか/国々の姫君であったこの都が。
(哀歌 第1章1節)
キリストの御国にて記す
管理人 日月土
「バービー」がベトナムで炎上した訳
グレタ・ガーウィッグ監督の新作映画が、中国とベトナムが領有権を争っている領海を描いた地図を使用したため、ベトナムでの上映が禁止となった。
グレタ・ガーウィッグ監督、マーゴ・ロビー主演のバービーは、月曜、ベトナムでの上映が禁止となった。
ジン・ユウ・ヤング
2023年7月4日掲載 (7/7更新)
この夏、ベトナムにバービーワールドは出現しない。
その東南アジアの一国は、グレタ・ガーウィッグ監督の新作映画「バービー」の公開を禁止した。それは、映画シーンの中で、南シナ海を示す地図上に九段線と呼ばれるU字型の点線で描かれた、中国とベトナムの両者が領有権を主張している領域が含まれていたからだ。
九段線は南シナ海のおよそ90パーセントを占め、中国の主張を表す印として中国の地図で使われる。
(和訳:日月土)
引用元:New York Times How 'Barbie' Landed in Hot Water in Vietnam
この記事、一見すると、何かと領土トラブルで話題となる南沙諸島周辺の緊張関係を指し示す記事のように読めます。一応、その九段線がどのようなものであるか、適当な地図があったので、それを転載しておきます。
画像1:南沙諸島と九段線
南沙諸島の領有権自体は、アジア情勢における深刻な国際問題だとは思いますが、しかし、なんでこの時期にファンタジー映画の「バービー」と絡んでくるのだろうと、少々不思議な気分にもなったのです。
バービー人形と言えば、私はその名前くらいしか聞いたことはありませんが、幼い少女達の人形遊びのアイテムとして、世界的に人気があること位は私も聴き知ってはいます。
画像2:バービー人形
映画予告を観た限り、どうやら、人形の国(バービーワールド)にいたバービーさんが、現実の人間世界に現れる設定らしいですが、まあ、ファンタジー作品でしょうからそれについては特に言うことはありません。
主演のバービー役はオーストラリアの女優マーゴ・ロビーさんで、たいへん美しい方ではありますが、年齢は33歳と、夢見る少女たちのアイドル役としては少々厳しいのではないかと思ったりもします。この「33」という数字も気になりますが、ここでは深追いはしないことにしましょう。
画像3:マーゴ・ロビーさん(発音上の表記)
■日本とバービーの関係
このバービー人形、外国の人形と思っていたのですが、調べたところ、日本ともたいへん縁が深いことが分かってきました。以下はウィキペディアからの抜粋です。
概要
1959年3月にアメリカのマテル社から発売された。
(中略)
初期のバービーは日本で製造されている。当時、日本はアメリカに比べ人件費が安く、繊維産業が盛んであり人形本体と衣装とをまとめて発注できるという理由から注目され、玩具問屋と小売を営む(株)国際貿易との交渉から日本生産が決まった。
引用元:Wikiペディア バービー https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC
バービー人形は1959年に発売されたそうですが、なんと、その製造は日本の企業が引き受けていたそうなのです。
その経緯については、次のサイトが参考になります。
関連記事:日本人は知らない、バービーが「日本のドール」と言える意外な理由
このサイトの2ページ目を見てちょっと驚いたのですが、バービー人形が発売された1959年とは
明仁皇太子と美智子さんの御成婚
の年であり、なんとその年に、非売品でありながら日本限定の御成婚モデルまで造られていたそうなのです。
画像4:御成婚限定モデル(同サイトから引用)
ここで「おやっ?」と思ったのは、バービー誕生と美智子さまの間に何か特別な関係が隠されていたのではないのか、その点なのです。
■映画ポスターの解析
ここで、今回の映画ポスターを眺めてみます。
画像5:国内上映用のポスター
引用元:映画「バービー」公式サイト https://wwws.warnerbros.co.jp/barbie/
見ればお分かりのように、バービー(Barbie)の頭文字「B」を強調した派手なレイアウトなのですが、この特大の「B」の文字を眺めていたら、最近のアニメでやたら「B」の文字を強調していた作品があったのを思い出しました。
画像6:アニメ「推しの子」から
このアニメの設定については、暗に「美智子さま」を意識して設計されているだろうと、(真)ブログ記事『「推しの子」推しの話』で解説済みだったのです。
「B」という文字は、数字の「1」と「3」の文字間を詰めたもの、すなわち「13」と同じと見なせますから、これを漢字で書き直すと「十三」(じゅうそう)となります。実は、この「十三」と「重曹」を意図的に掛けてキャラクタライズされている登場人物が、このアニメの中に設定されていることも、やはり(真)ブログ記事『「有馬かな」が語るもの』の中で指摘しているのです。
画像7:商品キャラにもなった「重曹ちゃん」こと「有馬かな」
アニメ「推しの子」はシーズン1が先週終了しましたが、それを見透かしたように、8月にやはり「B」推しの映画「バービー」が公開される。これを果たして偶然と捉えてよいのかどうか、疑問が残ります。
これが偶然でない場合、アルファベット「B」が両者で共通しているように、
美智子さま
についても、共通項として見なさなければなりません。
■美智子妃殿下(当時)と123便事件
本ブログでは、1985年の123便事件に昭和天皇が大きく絡んでいると指摘してきましたが、実は当時の皇太子妃である美智子妃殿下についても無関係ではなかろうとしています。
それについては、過去記事「八月に天皇は殺される」の最後部に、次の様な遠回しな表現で仄めかしています。
なお、吉永さんの配役にはもう一つ別の意図が見い出せるのですが、それは、吉永さんが実在する誰を象徴しているのか、吉永小百合さんという女優のイメージから想像すると直ぐにお分かりになるのではないかと思います。おそらく、日本人でこの方(女性)を知らない人はいないでしょう。
そのお方はプリンセスとも呼ばれることがありました。
もちろん、1985年以降も昭和天皇および美智子妃殿下も公式にはご存命でしたが、ここで一つ読者の皆様に考えて頂きたいことがあります。
お二人の素顔を直に拝見したことがあるのか?
私たちが知っているお二人の顔は、あくまでもメディアを通したものです。中には歌会や一般参賀などで拝顔されたことがあるという方もいらっしゃるとは思いますが、それがご本人だと確証できる理由はあるのでしょうか?
天皇は、メディアがまだ未発達だった頃もその姿は御簾の向こう側にありました。100年より前にやっと御尊影として一般人が目にするようになっても、それが本人である確証など実は何もなかったのです。
ある意味、私たち日本国民は皇室メンバーという名の実写版バービー人形をずっと見させられていたのかもしれません。
さて、ここで日航123便事件を取り上げたのにはもう一つ大きな理由があります。それは映画「バービー」の日本公開日が
8月11日
であることなのです。ちなみに米国での公開日は7月21日です。
この日はご存知の様に「山の日」であり、
123便事件の前日
でもあります。
ここに映画「バービー」の大いなる作意が凝集しており、それは「B」、すなわち「十三」と美智子妃殿下(当時)とがこの運命の日で繋がることを意味しています。
123便事件はその前日、いや1959年の御成婚の時から既に始まっていたのです。
あなたの声聞きたくて
消せないアドレスmのページを
指でたどってるだけ
プリンセス プリンセス「M」から(1988)
画像8:例のアニメでも「プリンセス プリンセス」(二人の妃)を表現
このヒロインは第1話で早くも殺され血まみれの中で死亡している
「皇帝のいない八月」のヒロインと同じ様に
タイトルの「M」がいったい誰を象徴しているのか、もうお分かりでしょう。問題なのは、なぜ半世紀前後も昔の話がこのタイミングで復活しているかなのです。
QUOMODO SEDIT SOLA CIVITAS PLENA POPULO FACTA EST QUASI VIDUA DOMINA GENTIUM PRINCEPS PROVINCIARUM FACTA EST SUB TRIBUTO
なにゆえ、独りで座っているのか/人に溢れていたこの都が。やもめとなってしまったのか/多くの民の女王であったこの都が。奴隷となってしまったのか/国々の姫君であったこの都が。
(哀歌 第1章1節)
キリストの御国にて記す
管理人 日月土