この話、まだ続いていたのですね。
KADOKAWAでN高の情報流出 学校の「弱点」突くサイバー攻撃
井川加菜美
2024/7/9 09:00(最終更新 7/9 09:00)
出版大手「KADOKAWA」に対するサイバー攻撃では、子会社の「ドワンゴ」がシステムを提供する通信制高校の在校生や卒業生らの個人情報が流出した可能性が高まっている。システム障害以降、スマートフォンに届く不審なメッセージが増えたという生徒もおり、「怖い」と不安を募らせる。今回、通信制高校が巻き込まれた経緯はまだ分からない部分が多いが、専門家によると、学校はもともとサイバー攻撃の被害に遭いやすい側面があり、厳重な対策が必要という。
「強盗、もし狙われたら…」
「青天のへきれきです。予想もしていなかった」
学校法人「角川ドワンゴ学園」の通信制高校「N高校」3年の男子生徒(17)は、戸惑いを口にした。6月26日の記者会見で、法人の川上量生理事はサイバー攻撃について「(N高への)直接の影響は基本的にない」と述べたという。これを信じた生徒は「(情報が)流出することはないだろうと思っていた」と憤る。
KADOKAWAがサイバー攻撃による被害を公表したのは6月9日。動画配信サイト「ニコニコ動画」をはじめ、被害は広範囲にわたった。N高と、兄弟校の通信制高校「S高校」の授業で使用するアプリ「N予備校」も一時利用できない状態になった。
映像学習やリポート提出など全てのサービスが使えず、X(ツイッター)では「リポート詰んだ」「リポート提出しなきゃいけないのに」などの声があがった。さらに7月3日にはN高、S高とN中等部の在校生と卒業生、保護者の一部の個人情報が漏えいした可能性が高いと公表した。
(以下略)
引用元:毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20240708/k00/00m/040/159000c
KADOKAWA関連サイトのダウンについては、既に「茶番はやめましょうよKADOKAWAさん」で私の所感を述べていますし、これ以上この件にお付き合いする気もないのですが、この期に及んで、
ロシア系ハッカー集団「ブラックスーツ」
のやり口が云々・・・と、いたいけな高校生を不安にさせてまで、サイバー攻撃による被害を繰り返し強調するのはさすがにどうかと思うのです。
分かりました、KADOKAWAさん、そこまで言うのなら私が入手した情報の中から、ハッカー集団「ブラックスーツ」なるグループの活動拠点を特別にお教えしましょう。
でも、そのハッカー集団は、実はKADOKAWAさんもよくご存知の人たちなんじゃないですか?この人たちの情報を出すということは、結局、KADOKAWAさんの他のお仲間さん達の情報やその繋がりまでも晒すことになりますが、それでよろしいでのでしょうか?
ブラックスーツのオペレーションルーム?
一般的にはロシア系とか言われてますが、それは地理的にロシアに近いというだけで、その拠点が日本国内にある国立機関なのはもう分かっているのですよ。
とりあえずここまでとしておきますが、本当にこのままのシナリオでよいのかどうか、今一度ご検討ください。
ブラックスーツについては、おそらく以下の写真のスーツ姿の紳士の方が私以上に詳しいでしょう。サイバー警察の担当者は一度本人に尋ねてみるのが良いと思います。
やっぱりこの人達もお仲間でしたか
繰り返しますが、物事は「慎重」に進めるべきですよ。
今朝のワイドショーで、サイバーセキュリティの専門家が今回のKADOKAWA事件について解説していましたが、「何故KADOKAWAが狙われたのか?」という質問に対し
それが良く分からないのだけど
という前置きの下、セキュリティが脆弱だった、社内に内通者が居た、恨みを持たれていた等、ごく一般的な推測を述べておられました。
この専門家の方の感覚はたいへん正しく、一般レベルに落さないとこのランサムウェアがKADOKAWAさんに照準を合わせたこと自体が上手く説明できないのです。
しかしこれに関しては「これから来る未来2」でも述べている様に
ハードウェアの障害
と見る方が最も合理的なのですが、どうしてサイバー攻撃などといいうシナリオまで用意して、その障害事象を隠そうとするのか?問題なのはまさにその点なのです。
キリストの御国にて記す
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