※この記事では隠語を使用しています。
先週、都内で人と合い、居酒屋で食事をしました。鯛のお刺身をジュースでいただくと言う、なんとも情けないシチュエーションに溜息が出ました。
お酒がジュースに替わっただけで、人と接触する状況は何も変わりません。どうしてこんな無意味な施策を打ち出してくるのか、これじゃ居酒屋さんや利用客への嫌がらせと同じじゃないかと、今更ではありますが愚痴も出ます。
さて、ジャーナリストの堤未果さんが提供している有料講座のプロモーション動画を観ていたら、次のようなシーンに出くわしました。これはたいへん参考になるので、ここで紹介したいと思います。
画像1:ファイザー製ワクチソの有効率が95%である根拠(色枠は筆者による)
参考:堤未果の月刊アンダーワールド
ここでは、新潟大学名誉教授の岡田正彦氏が登場し、ファイザー社が提出した論文を精査した上で、その問題点を指摘しています。
まず、その治験方法ですが、4万人の治験者をワクチソ接種者とプラシボ(偽薬)接種者に分け、その効果の現れ方を比較検討したと言うものです。
ファイザー社は、接種後の治験者の中で、後にPCR陽性が確定した人数を抜き出し(画像1の赤枠)、そこだけを見て次のように有効率を計算しています。
画像2:有効率の計算方法
ワクチソを接種した治験者の間ではこんなに陽性者が少なかったですよ、と言いたいわけです。しかし、この計算方法に対して、岡田教授は次のように苦言を述べているのです。
「論文には、PCR検査を受けてない軽度の症状者の人数も記載されており(画像1のオレンジ枠)、その数字を含めて計算しなければ正しい数値とは言えない」
おやおや、どうやら、治験者全員にPCR検査を受けさせた訳ではないようです。おそらく症状がはっきり見られた人に限って検査を行ったのでしょうが、そんなことをしてたら任意にいくらでも数字が作れちゃいますよね。
それはさておいて、それなら未検査の軽症者も含めて有効率を計算するとどうなるか、それが以下の図です。
画像3:軽症状者を含んだ有効率の再計算
おやおや、100%近い有効率があっという間に半分以下になってしまいました。この数字だけ見ると、ワクチソが有効なのは10人接種した中で2人以下ということになってしまいます。
これを次のようなグラフにしてみました。
画像4:上記の数字をグラフ化
このグラフの赤い部分、実はここだけを上手に抜き出してファイザー社は有効率95%などという、大仰な数字を喧伝しているのです。しかし、オレンジ色の軽症状者まで含めて見ると、両者の差は大きく縮まるのです。
さて、このグラフでは、ワクチソ接種群の方がちょっとだけ分が良いようにも見えますが、実際のところはどうなのでしょう?実は、この治験の母数である、4万人という数字がここではすっかり抜け落ちているのです。
表に現れていない治験者数を「その他」とします。そして、その他の人々はPCR検査を受けておらず、症状もない人の群だとします。大雑把に健常人と考えてよいかと思います。これらの人々を画像3のグラフへ省略せずに加えると次のようになります。
画像5:全体ではほとんど差異がない。
画像5のグラフが示す結論は極めて明快です
ワクチソに有意な有効性は認められない
というか、接種・非接種関係なく
ほとんど感染症などにかかっていない
のです。こんな、必要性も効果もあるかどうか分からず、遺伝子組み換えという、将来リスクが極めて高い未知の医療技術を、多くの国民に受けさせようというのですから、今のワクチソ政策自体にかなり問題があるのです。いや、全く意味がなくむしろ危険であると言えるのです。
参考:末代に至る責任
コラム「統計マジック」
このように、データの一部だけを抜き出して、物事を大きく見せる手法は昔から行われ、その極端な使用例として、現在進行中の例の感染症報道が挙げられます。
人口10万人の町で、ある年に1人だけ人口が減ったとします。翌年、3人減った時、彼らはきっとこう言います、
「人口減少数が去年の3倍になった!(たいへんだ!)」
3人減っただけなのですが、嘘ではありません。こうやって人々の印象をコントロールするのです。実際には、この町の人口にほとんど変動はなかったと見るのが正しいのです。
こんな、義務教育を受けていれば誰でも分かる数字のカラクリを、国会議員(与野党共)や厚生労働省の役人、そして肩書だけは立派な医療の専門家は理解できないと言うのでしょうか?それもまた違うでしょう。
私たちはそろそろ、彼らに向かって「製薬会社からいくら貰ったんだ!」と追及の声を挙げないといけません。そして、飲食店経営者など、無意味な政策によって大きな損害を被った方々は、行政に対し損害賠償請求を起こす段階に来たのだと思います。
* * *
※画像1には、重症化率の計算方法も書かれていますが、ここでもなぜか「PCR陽性」が「感染」に自動変換されています。当然ながら両者の意味は異なります。このようなそもそも根拠の薄い数字を更に他の計算に使っても意味がありません。よって重症化率の説明はここでは割愛します。
誰におびえ、誰を恐れて、あなたは欺くのか。/あなたは私を思い出しもせず/心にかけることもなかった。/私が長らく沈黙してきたので、私を畏れないのか。
(イザヤ書 第57章11節)
キリストの御国にて記す
管理人 日月土
先週、都内で人と合い、居酒屋で食事をしました。鯛のお刺身をジュースでいただくと言う、なんとも情けないシチュエーションに溜息が出ました。
お酒がジュースに替わっただけで、人と接触する状況は何も変わりません。どうしてこんな無意味な施策を打ち出してくるのか、これじゃ居酒屋さんや利用客への嫌がらせと同じじゃないかと、今更ではありますが愚痴も出ます。
さて、ジャーナリストの堤未果さんが提供している有料講座のプロモーション動画を観ていたら、次のようなシーンに出くわしました。これはたいへん参考になるので、ここで紹介したいと思います。
画像1:ファイザー製ワクチソの有効率が95%である根拠(色枠は筆者による)
参考:堤未果の月刊アンダーワールド
ここでは、新潟大学名誉教授の岡田正彦氏が登場し、ファイザー社が提出した論文を精査した上で、その問題点を指摘しています。
まず、その治験方法ですが、4万人の治験者をワクチソ接種者とプラシボ(偽薬)接種者に分け、その効果の現れ方を比較検討したと言うものです。
ファイザー社は、接種後の治験者の中で、後にPCR陽性が確定した人数を抜き出し(画像1の赤枠)、そこだけを見て次のように有効率を計算しています。
画像2:有効率の計算方法
ワクチソを接種した治験者の間ではこんなに陽性者が少なかったですよ、と言いたいわけです。しかし、この計算方法に対して、岡田教授は次のように苦言を述べているのです。
「論文には、PCR検査を受けてない軽度の症状者の人数も記載されており(画像1のオレンジ枠)、その数字を含めて計算しなければ正しい数値とは言えない」
おやおや、どうやら、治験者全員にPCR検査を受けさせた訳ではないようです。おそらく症状がはっきり見られた人に限って検査を行ったのでしょうが、そんなことをしてたら任意にいくらでも数字が作れちゃいますよね。
それはさておいて、それなら未検査の軽症者も含めて有効率を計算するとどうなるか、それが以下の図です。
画像3:軽症状者を含んだ有効率の再計算
おやおや、100%近い有効率があっという間に半分以下になってしまいました。この数字だけ見ると、ワクチソが有効なのは10人接種した中で2人以下ということになってしまいます。
これを次のようなグラフにしてみました。
画像4:上記の数字をグラフ化
このグラフの赤い部分、実はここだけを上手に抜き出してファイザー社は有効率95%などという、大仰な数字を喧伝しているのです。しかし、オレンジ色の軽症状者まで含めて見ると、両者の差は大きく縮まるのです。
さて、このグラフでは、ワクチソ接種群の方がちょっとだけ分が良いようにも見えますが、実際のところはどうなのでしょう?実は、この治験の母数である、4万人という数字がここではすっかり抜け落ちているのです。
表に現れていない治験者数を「その他」とします。そして、その他の人々はPCR検査を受けておらず、症状もない人の群だとします。大雑把に健常人と考えてよいかと思います。これらの人々を画像3のグラフへ省略せずに加えると次のようになります。
画像5:全体ではほとんど差異がない。
画像5のグラフが示す結論は極めて明快です
ワクチソに有意な有効性は認められない
というか、接種・非接種関係なく
ほとんど感染症などにかかっていない
のです。こんな、必要性も効果もあるかどうか分からず、遺伝子組み換えという、将来リスクが極めて高い未知の医療技術を、多くの国民に受けさせようというのですから、今のワクチソ政策自体にかなり問題があるのです。いや、全く意味がなくむしろ危険であると言えるのです。
参考:末代に至る責任
コラム「統計マジック」
このように、データの一部だけを抜き出して、物事を大きく見せる手法は昔から行われ、その極端な使用例として、現在進行中の例の感染症報道が挙げられます。
人口10万人の町で、ある年に1人だけ人口が減ったとします。翌年、3人減った時、彼らはきっとこう言います、
「人口減少数が去年の3倍になった!(たいへんだ!)」
3人減っただけなのですが、嘘ではありません。こうやって人々の印象をコントロールするのです。実際には、この町の人口にほとんど変動はなかったと見るのが正しいのです。
こんな、義務教育を受けていれば誰でも分かる数字のカラクリを、国会議員(与野党共)や厚生労働省の役人、そして肩書だけは立派な医療の専門家は理解できないと言うのでしょうか?それもまた違うでしょう。
私たちはそろそろ、彼らに向かって「製薬会社からいくら貰ったんだ!」と追及の声を挙げないといけません。そして、飲食店経営者など、無意味な政策によって大きな損害を被った方々は、行政に対し損害賠償請求を起こす段階に来たのだと思います。
* * *
※画像1には、重症化率の計算方法も書かれていますが、ここでもなぜか「PCR陽性」が「感染」に自動変換されています。当然ながら両者の意味は異なります。このようなそもそも根拠の薄い数字を更に他の計算に使っても意味がありません。よって重症化率の説明はここでは割愛します。
誰におびえ、誰を恐れて、あなたは欺くのか。/あなたは私を思い出しもせず/心にかけることもなかった。/私が長らく沈黙してきたので、私を畏れないのか。
(イザヤ書 第57章11節)
キリストの御国にて記す
管理人 日月土