さて、化石燃料価格の高騰などを理由に今年6月から大幅な電気料金値上げと、それを易々と認可した経済産業省。それならばと、電力各社の本店が実際にどこの発電所を電源に使用しているのか、それをお知らせするシリーズの第4弾です。
今回取り上げるのは、26.11%の値上げを決めた「中国電力」さんです。中国電力さんと言えば、最近次のニュースでも話題になりましたよね。
引用元:中國新聞デジタル https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/331582
カルテルという不当な営業活動をしていたという理由で、業務改善命令が出されたということですが、同社が社会に対して仕出かしているのは、こんな可愛いレベルのお話しではありません。
経済産業省も、業務改善命令の他にもっと指導することがあるはずなのに、どうやら、そちらについてはダンマリのようです。過去数10年間、いや100年以上共謀してきた事実を今更表に出したくない気持ちは分からなくもありませんが、その隠し事に便乗して国民の財布を狙うのはあんまりですよ。
物事には限度というものがありますから、そろそろ本当のことを日本国民にお話しして頂きましょう。本来、真実の開示は私のような一民間ブロガーの仕事ではないのであり、当事者が行うのが筋というものです。
さて、中国電力本店の電源情報については、7月16日のメルマガで既に配信しておりますが、以下は同文をブログ用に再編集したものです。申し訳ありませんが、ブログでは電源の具体的な位置などは伏せさせて頂きますので、悪しからずご了承ください。
* * *
中国電力の本店は住居表示で「広島県広島市中区小町4-33」となり、なんと、原爆ドームの南東150メートルほどに位置しています。被曝で多くの市民が苦しみ、戦後は非核平和の街と世界にアピールするこの大都市で、中国電力本店はいったいどこの電源から電気を引いているのでしょうか?
画像1:中国電力本店ビル
画像引用「日本の超高層ビル」さん https://skyskysky.net/building-japan/34hiroshima/01/028.html
当然、火力や再生可能エネルギーが主体だと言いたいところですが、中国電力管内には島根原発があり、しかも、現在は瀬戸内海に面する上関町に大規模な原発(130万kw超)2機を建設予定中なのです。
「平和利用なら核でも良いんだ!」ということなのでしょうか?とにかく、化石燃料の価格高騰がたまらんと電気料金の値上げを決めた中国電力ですが、その本店がいったいどこから電気を引いているのか、その実態を見て行きたいと思います。
そこでまず、中国電力の公式ページで現行の発電所を調べたところ、驚きました。なんと、本店のある広島県に中国電力の大型発電所は存在しないのです。
画像2:中国電力の発電施設
実はこの状況、前回の香川県高松市に所在する四国電力本店のケースとまったく同じなのです。くどいようですが、大電力の20kmを超える送電は物理的に不可能であり、四国電力本店の場合と同様に、中国電力もその本店の電力に「魔法の電源」を使っているのは確実なのです。
関連記事:四国電力本店の地下電源
もはや、「中国電力お前もか!!」と言ったところですが、まずは私の元へ届いたデータから作成した、中国電力本店の電源マップをご覧ください。
画像3:中國電力本店の地下電源マップ
電源は概ね送電可能距離10~15km圏内に存在する
数字はメルマガ82号でお知らせした各電源のリスト番号です
上地図に示した通り、中国電力本店に電力供給可能な地下電源サイトは19箇所あり、各サイトに設置された発電機の発電方式はもちろん原子力です。その原子炉の総数は、19サイトの合計で
2,272基
となり、10万kw以下の小型発電炉が主流ではありますが、この内の69基が70万kw(福島サイズ)の大型炉となっています。
これまで、北陸、沖縄、四国と見てきた例から、この原子炉の設置状況は、人口約120万人の大都市である広島市の規模に見合っていると言えるでしょう。
もはや、このような(地下の)光景もすっかり見慣れてしまった感がありますが、実はここが広島ならではの特徴もあるのです。
・1番サイトは今年G7広島サミットが開かれた宇品島
・このサイトの中に、三菱重工業の製造所、マツダ本社工場が含まれる
・19サイトの内、9箇所が「公立小学校」の直下にある
そして、この小学校直下の地下電源サイトの中には、1945年8月6日の大災厄の時に、広島市上空に巨大なプラズマ球を発生させたその電力を供給したものも含まれているのです。
これまでに何度かお知らせしていますが、1900年よりも前に、既に原子力発電のノウハウは存在しており、当然ながら、広島市、及び周辺市町村の地下にひっそりと建設されていたのです。
関連記事:偽装された核爆発
* * *
以上の通り、やはり魔法の電源などなかったのです。結局、中国電力本店の電源も原子力漬けであり。同時に、非核平和都市を標榜する広島市とは、今も昔も
核の街
であり続けているのです。
もはや今回の電気料金値上げに正統性が無いのは明らかですが、もうそろそろ、「日本は唯一の被爆国だ!」と世界から同情を集める茶番は止めにして、今回の中国電力本店の電力事情から、この街がどれほど核と縁が深かったのか、広島・長崎の悲劇とは何だったのか、その真実を開示する時なのではないでしょうか?
経済産業省もとい日本国政府は、今こそこの国の電力事情を国民に包み隠さず説明してください。放射性廃棄物の処理で立ち行かなくなる未来は近く、あなた方の子孫も同じように苦しむことになるのですから。
関連記事:終わりの見えてる汚染水祭
ET NUNC NOLITE INLUDERE NE FORTE CONSTRINGANTUR VINCULA VESTRA CONSUMMATIONEM ENIM ET ADBREVIATIONEM AUDIVI A DOMINO DEO EXERCITUUM SUPER UNIVERSAM TERRAM
今、嘲ることをやめなければ/あなたがたの縄目はきつくされる。/私は定められた滅びについて聞いた。/それは万軍の主なる神から出て/全地に及ぶものである。
(イザヤ書 第28章22節)
キリストの御国にて記す
管理人 日月土
今回取り上げるのは、26.11%の値上げを決めた「中国電力」さんです。中国電力さんと言えば、最近次のニュースでも話題になりましたよね。
引用元:中國新聞デジタル https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/331582
カルテルという不当な営業活動をしていたという理由で、業務改善命令が出されたということですが、同社が社会に対して仕出かしているのは、こんな可愛いレベルのお話しではありません。
経済産業省も、業務改善命令の他にもっと指導することがあるはずなのに、どうやら、そちらについてはダンマリのようです。過去数10年間、いや100年以上共謀してきた事実を今更表に出したくない気持ちは分からなくもありませんが、その隠し事に便乗して国民の財布を狙うのはあんまりですよ。
物事には限度というものがありますから、そろそろ本当のことを日本国民にお話しして頂きましょう。本来、真実の開示は私のような一民間ブロガーの仕事ではないのであり、当事者が行うのが筋というものです。
さて、中国電力本店の電源情報については、7月16日のメルマガで既に配信しておりますが、以下は同文をブログ用に再編集したものです。申し訳ありませんが、ブログでは電源の具体的な位置などは伏せさせて頂きますので、悪しからずご了承ください。
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中国電力の本店は住居表示で「広島県広島市中区小町4-33」となり、なんと、原爆ドームの南東150メートルほどに位置しています。被曝で多くの市民が苦しみ、戦後は非核平和の街と世界にアピールするこの大都市で、中国電力本店はいったいどこの電源から電気を引いているのでしょうか?
画像1:中国電力本店ビル
画像引用「日本の超高層ビル」さん https://skyskysky.net/building-japan/34hiroshima/01/028.html
当然、火力や再生可能エネルギーが主体だと言いたいところですが、中国電力管内には島根原発があり、しかも、現在は瀬戸内海に面する上関町に大規模な原発(130万kw超)2機を建設予定中なのです。
「平和利用なら核でも良いんだ!」ということなのでしょうか?とにかく、化石燃料の価格高騰がたまらんと電気料金の値上げを決めた中国電力ですが、その本店がいったいどこから電気を引いているのか、その実態を見て行きたいと思います。
そこでまず、中国電力の公式ページで現行の発電所を調べたところ、驚きました。なんと、本店のある広島県に中国電力の大型発電所は存在しないのです。
画像2:中国電力の発電施設
実はこの状況、前回の香川県高松市に所在する四国電力本店のケースとまったく同じなのです。くどいようですが、大電力の20kmを超える送電は物理的に不可能であり、四国電力本店の場合と同様に、中国電力もその本店の電力に「魔法の電源」を使っているのは確実なのです。
関連記事:四国電力本店の地下電源
もはや、「中国電力お前もか!!」と言ったところですが、まずは私の元へ届いたデータから作成した、中国電力本店の電源マップをご覧ください。
画像3:中國電力本店の地下電源マップ
電源は概ね送電可能距離10~15km圏内に存在する
数字はメルマガ82号でお知らせした各電源のリスト番号です
上地図に示した通り、中国電力本店に電力供給可能な地下電源サイトは19箇所あり、各サイトに設置された発電機の発電方式はもちろん原子力です。その原子炉の総数は、19サイトの合計で
2,272基
となり、10万kw以下の小型発電炉が主流ではありますが、この内の69基が70万kw(福島サイズ)の大型炉となっています。
これまで、北陸、沖縄、四国と見てきた例から、この原子炉の設置状況は、人口約120万人の大都市である広島市の規模に見合っていると言えるでしょう。
もはや、このような(地下の)光景もすっかり見慣れてしまった感がありますが、実はここが広島ならではの特徴もあるのです。
・1番サイトは今年G7広島サミットが開かれた宇品島
・このサイトの中に、三菱重工業の製造所、マツダ本社工場が含まれる
・19サイトの内、9箇所が「公立小学校」の直下にある
そして、この小学校直下の地下電源サイトの中には、1945年8月6日の大災厄の時に、広島市上空に巨大なプラズマ球を発生させたその電力を供給したものも含まれているのです。
これまでに何度かお知らせしていますが、1900年よりも前に、既に原子力発電のノウハウは存在しており、当然ながら、広島市、及び周辺市町村の地下にひっそりと建設されていたのです。
関連記事:偽装された核爆発
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以上の通り、やはり魔法の電源などなかったのです。結局、中国電力本店の電源も原子力漬けであり。同時に、非核平和都市を標榜する広島市とは、今も昔も
核の街
であり続けているのです。
もはや今回の電気料金値上げに正統性が無いのは明らかですが、もうそろそろ、「日本は唯一の被爆国だ!」と世界から同情を集める茶番は止めにして、今回の中国電力本店の電力事情から、この街がどれほど核と縁が深かったのか、広島・長崎の悲劇とは何だったのか、その真実を開示する時なのではないでしょうか?
経済産業省もとい日本国政府は、今こそこの国の電力事情を国民に包み隠さず説明してください。放射性廃棄物の処理で立ち行かなくなる未来は近く、あなた方の子孫も同じように苦しむことになるのですから。
関連記事:終わりの見えてる汚染水祭
ET NUNC NOLITE INLUDERE NE FORTE CONSTRINGANTUR VINCULA VESTRA CONSUMMATIONEM ENIM ET ADBREVIATIONEM AUDIVI A DOMINO DEO EXERCITUUM SUPER UNIVERSAM TERRAM
今、嘲ることをやめなければ/あなたがたの縄目はきつくされる。/私は定められた滅びについて聞いた。/それは万軍の主なる神から出て/全地に及ぶものである。
(イザヤ書 第28章22節)
キリストの御国にて記す
管理人 日月土