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11月23日のB氏講演会について (※記事最後部をご参照ください)
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先日のパリのテロ事件(11/13)、その前のシナイ半島でのロシア機墜落事件(11/01)、様々な憶測が飛び交っているようです。事件の裏側の最深部を見極めることをモットーとしている本ブログでは、一般報道が喧伝する対立構造はもちろん、その他の二元論的な構造分析をそのまま鵜呑みにすることはありませんが、パリの件に関しては、現実的な説明可能要素が多く示されているようなので、少しそれに触れてみたいと思います。
情報元はいつもお世話になっている国際軍事評論家のB氏です。
■きっかけは中東軍事パランスの変化
B氏によると、ロシア機墜落事件・およびパリの事件については、次の記事にある中東の軍事力バランスの変動が大きなトリガーとなっているとのことです。
エジプト フランスからミストラル級強襲揚陸艦を購入
(出典) http://jp.sputniknews.com/politics/20150923/943184.html
事実関係については同記事を読んでいただきたいのですが、B氏による指摘ポイントは
・ロシアからエジプトへの配慮であり、エジプトの米国離れ、親ロシアを象徴
・購入資金源は一般に米国・IS寄りともいわれているサウジアラビア
・襲揚陸艦の運用はエジプト海軍には無理、フランスの全面支援付きと見るべき
であり、エジプトの軍事力強化を脅威に取るのは隣国イスラエルです。以上の背景を含め、以下の理由から今月のロシア機墜落事件の首謀者は、モサド(イスラエル特務機関)であり、ロシア及びエジプトへの警告であるとB氏は分析します。
・墜落機の出発地「シャルムエルシェイク」はかつてイスラエルが占領し、後にエジプトへ返還された歴史的に両国の関係を象徴する土地
・同地はロシア人技術者がよく利用する保養地として知られている
・墜落機の向かっていたサンクトペテルブルクはプーチン大統領の出身地である
■ヤラセの可能性が高いパリのテロ事件
B氏はさすがに軍事を専門とするだけに、一般とは異なる角度からパリの事件を分析しています。この事件に関わり使用された小銃弾は5000発との情報があり、一つの小銃が50発程度の装填なので、そのまま人数に述べれば100人程度の部隊員構成と考えられ、これでは1中隊の半分も出動していないことになる。中隊が出動したとすれば、チョロっと撃って終わりということになります。
攻撃性が高く精鋭中の精鋭と言われている、フランスの対テロ部隊がこの程度の動きということは、テロ事件自体が大した規模でなく、100人以上が死亡したとの大げさな報道とかなりギャップがあります。B氏はパリのテロ事件はヤラセであろうと分析しています。
■とりあえずの対立構造
二元対立的な構造に還元する議論は多くの真実が切り捨てられるためできればやりたくないのですが、全体理解のため、今回の事件を大枠に括ってみました。ISなどというのは、一般報道用のダミー機関であることは明白なので省略してます(笑)
ロシア=ヨーロッパ(独仏)=アラブ(反アングロサクソン)
VS
イスラエル=米国=英国(※ちょっと曖昧)
B氏によると、今回は英国の立場がはっきりしないようです。もちろん両方をけしかける勢力や、宗教勢力・金融勢力などを考慮すれば構造はもっとあやふやものとなるのは必定です。実はテロの首謀者と呼ばれる人物がベルギー国籍であることに大きな意味があります。
さてここで、ロシア/アラブの部分を「日本」と置き換えると面白いことがわかります。
図1:123便事件当時の国際関係図
参考 : JAL123便墜落事故-真相を追う-見えざる人々と神の鉄槌(3)
http://blog.goo.ne.jp/adoi/m/201206
1980年代中盤にみられた
アングロサクソン VS ヨーロッパ(独仏)=日本(反アングロサクソン)
の構造と似ているとも言えます。この軍事的・国際政治的な背景だけに着目すれば、ロシア機墜落事件は1985年の123便墜落事件の再現と言えなくもありません(それほど単純ではありませんが・・)。
* * *
以上、全て聞いた話からの類推ですので、本件についてはこれまでとしておきます。詳しい情報はB氏の講演で聞くことも可能です。B氏講演会の開催日時については分かり次第またお伝えします。興味・ご関心のある方はぜひ会場でお尋ねください。
管理人 日月土
---------------------- 国際軍事評論家B氏講演会情報 ------------------------
※B氏は実名を公開されていますが、本ブログでは、文中で使用している匿名「B氏」の名で呼ばせていただきます。なお、B氏のご専門である軍事以外の件で、本ブログの記述内容について質問することはご遠慮ください。
B氏 11月23日(月・祝)講演会のご案内
一般の報道では公表されない、報道の裏側を独自の情報ネットワークで入手し、わかりやすく説明いたします。
日時:2015年11月23日 火曜日(祝日)
13時15分開場 13時30分開始
16時30分終了予定
会場:堀留町区民館
東京都中央区日本橋堀留町一丁目1番1号(TEL:03-3661-8448)
・東京メトロ日比谷線小伝馬町駅下車3番出口 徒歩5分
・東京メトロ日比谷線または都営地下鉄浅草線人形町駅下車A5番出口 徒歩5分)
テーマ:JAL123便およびロシア旅客機墜落事故特集
ロシア旅客機およびJAL123便の墜落事故について
エジプト東部の保養地シャルムエルシェイクの空港から、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクに向かったロシア・コガルイム航空のエアバスA321が、シナイ半島中部に墜落しました。
ISから犯行声明がだされたとの報道がなされていますが、ISの所持するミサイルでは旅客機の巡航高度まで到達させ、撃墜させることはほぼ不可能なことから、イスラエルによる工作と思われます。
最近、サウジアラビアやエジプトの外交が、従来の親米路線からロシア寄りに変わってきており、それに対する警告として今回のロシア旅客機を撃墜したものと思われます。
今回の事故は高度を急激に下げて墜落したなどの状況から、旅客機のコンピュータープログラムの書き換えによる墜落の可能性が高いものと思われます。
また、日本航空123便の墜落と似た状況が多く見られますので、ロシア旅客機墜落事故の最新の情報を交えて、この二つの旅客機墜落事故を中心にお伝えいたします。
講 師:国際軍事評論家B氏(元内閣調査室)
受講料:一般3,500円、学生1,500円
費用は当日ご持参下さい。
主 催:B戦略研究所
お問い合わせおよびご予約はメールアドレス jiro.1969@t.vodafone.ne.jp までお願いいたします。なお、ブログ「(新)日本の黒い霧」を見てと一言お伝えください。
当日参加も可能です。
【日月土コメント】
123便事件は複数の表層でそれぞれの利害が絡みあっていることは本ブログでお伝えしている通りです。「国際関係」という切り口でロシア機墜落事件と123便事件にどのような類似性がみられるのか、ぜひB氏独自の分析を直接お聞きください。なお、直前のご連絡となったことをお詫びします。
11月23日のB氏講演会について (※記事最後部をご参照ください)
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先日のパリのテロ事件(11/13)、その前のシナイ半島でのロシア機墜落事件(11/01)、様々な憶測が飛び交っているようです。事件の裏側の最深部を見極めることをモットーとしている本ブログでは、一般報道が喧伝する対立構造はもちろん、その他の二元論的な構造分析をそのまま鵜呑みにすることはありませんが、パリの件に関しては、現実的な説明可能要素が多く示されているようなので、少しそれに触れてみたいと思います。
情報元はいつもお世話になっている国際軍事評論家のB氏です。
■きっかけは中東軍事パランスの変化
B氏によると、ロシア機墜落事件・およびパリの事件については、次の記事にある中東の軍事力バランスの変動が大きなトリガーとなっているとのことです。
エジプト フランスからミストラル級強襲揚陸艦を購入
(出典) http://jp.sputniknews.com/politics/20150923/943184.html
事実関係については同記事を読んでいただきたいのですが、B氏による指摘ポイントは
・ロシアからエジプトへの配慮であり、エジプトの米国離れ、親ロシアを象徴
・購入資金源は一般に米国・IS寄りともいわれているサウジアラビア
・襲揚陸艦の運用はエジプト海軍には無理、フランスの全面支援付きと見るべき
であり、エジプトの軍事力強化を脅威に取るのは隣国イスラエルです。以上の背景を含め、以下の理由から今月のロシア機墜落事件の首謀者は、モサド(イスラエル特務機関)であり、ロシア及びエジプトへの警告であるとB氏は分析します。
・墜落機の出発地「シャルムエルシェイク」はかつてイスラエルが占領し、後にエジプトへ返還された歴史的に両国の関係を象徴する土地
・同地はロシア人技術者がよく利用する保養地として知られている
・墜落機の向かっていたサンクトペテルブルクはプーチン大統領の出身地である
■ヤラセの可能性が高いパリのテロ事件
B氏はさすがに軍事を専門とするだけに、一般とは異なる角度からパリの事件を分析しています。この事件に関わり使用された小銃弾は5000発との情報があり、一つの小銃が50発程度の装填なので、そのまま人数に述べれば100人程度の部隊員構成と考えられ、これでは1中隊の半分も出動していないことになる。中隊が出動したとすれば、チョロっと撃って終わりということになります。
攻撃性が高く精鋭中の精鋭と言われている、フランスの対テロ部隊がこの程度の動きということは、テロ事件自体が大した規模でなく、100人以上が死亡したとの大げさな報道とかなりギャップがあります。B氏はパリのテロ事件はヤラセであろうと分析しています。
■とりあえずの対立構造
二元対立的な構造に還元する議論は多くの真実が切り捨てられるためできればやりたくないのですが、全体理解のため、今回の事件を大枠に括ってみました。ISなどというのは、一般報道用のダミー機関であることは明白なので省略してます(笑)
ロシア=ヨーロッパ(独仏)=アラブ(反アングロサクソン)
VS
イスラエル=米国=英国(※ちょっと曖昧)
B氏によると、今回は英国の立場がはっきりしないようです。もちろん両方をけしかける勢力や、宗教勢力・金融勢力などを考慮すれば構造はもっとあやふやものとなるのは必定です。実はテロの首謀者と呼ばれる人物がベルギー国籍であることに大きな意味があります。
さてここで、ロシア/アラブの部分を「日本」と置き換えると面白いことがわかります。
図1:123便事件当時の国際関係図
参考 : JAL123便墜落事故-真相を追う-見えざる人々と神の鉄槌(3)
http://blog.goo.ne.jp/adoi/m/201206
1980年代中盤にみられた
アングロサクソン VS ヨーロッパ(独仏)=日本(反アングロサクソン)
の構造と似ているとも言えます。この軍事的・国際政治的な背景だけに着目すれば、ロシア機墜落事件は1985年の123便墜落事件の再現と言えなくもありません(それほど単純ではありませんが・・)。
* * *
以上、全て聞いた話からの類推ですので、本件についてはこれまでとしておきます。詳しい情報はB氏の講演で聞くことも可能です。B氏講演会の開催日時については分かり次第またお伝えします。興味・ご関心のある方はぜひ会場でお尋ねください。
管理人 日月土
---------------------- 国際軍事評論家B氏講演会情報 ------------------------
※B氏は実名を公開されていますが、本ブログでは、文中で使用している匿名「B氏」の名で呼ばせていただきます。なお、B氏のご専門である軍事以外の件で、本ブログの記述内容について質問することはご遠慮ください。
B氏 11月23日(月・祝)講演会のご案内
一般の報道では公表されない、報道の裏側を独自の情報ネットワークで入手し、わかりやすく説明いたします。
日時:2015年11月23日 火曜日(祝日)
13時15分開場 13時30分開始
16時30分終了予定
会場:堀留町区民館
東京都中央区日本橋堀留町一丁目1番1号(TEL:03-3661-8448)
・東京メトロ日比谷線小伝馬町駅下車3番出口 徒歩5分
・東京メトロ日比谷線または都営地下鉄浅草線人形町駅下車A5番出口 徒歩5分)
テーマ:JAL123便およびロシア旅客機墜落事故特集
ロシア旅客機およびJAL123便の墜落事故について
エジプト東部の保養地シャルムエルシェイクの空港から、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクに向かったロシア・コガルイム航空のエアバスA321が、シナイ半島中部に墜落しました。
ISから犯行声明がだされたとの報道がなされていますが、ISの所持するミサイルでは旅客機の巡航高度まで到達させ、撃墜させることはほぼ不可能なことから、イスラエルによる工作と思われます。
最近、サウジアラビアやエジプトの外交が、従来の親米路線からロシア寄りに変わってきており、それに対する警告として今回のロシア旅客機を撃墜したものと思われます。
今回の事故は高度を急激に下げて墜落したなどの状況から、旅客機のコンピュータープログラムの書き換えによる墜落の可能性が高いものと思われます。
また、日本航空123便の墜落と似た状況が多く見られますので、ロシア旅客機墜落事故の最新の情報を交えて、この二つの旅客機墜落事故を中心にお伝えいたします。
講 師:国際軍事評論家B氏(元内閣調査室)
受講料:一般3,500円、学生1,500円
費用は当日ご持参下さい。
主 催:B戦略研究所
お問い合わせおよびご予約はメールアドレス jiro.1969@t.vodafone.ne.jp までお願いいたします。なお、ブログ「(新)日本の黒い霧」を見てと一言お伝えください。
当日参加も可能です。
【日月土コメント】
123便事件は複数の表層でそれぞれの利害が絡みあっていることは本ブログでお伝えしている通りです。「国際関係」という切り口でロシア機墜落事件と123便事件にどのような類似性がみられるのか、ぜひB氏独自の分析を直接お聞きください。なお、直前のご連絡となったことをお詫びします。