半月ほど前の話になりますが、静岡県静岡市清水区で橋梁取り付けの工事作業中に橋梁が落下し8人が死傷するという事故がありました。
既に工法が確立し、全国で行われている同種の工事でどうして事故が起きたのか?その後の調査でも決定的な原因が判明していないようです。
静岡の橋桁落下事故、未明の作業内容が徐々に判明…工事関係者「通常は落下考えにくい」
2023/07/13 18:00
静岡市清水区尾羽の国道1号「静清バイパス」で建設中の高架道路の橋桁が落下し、8人が死傷した事故から13日で1週間。原因の特定には至っていないが、高さ10メートル近い高所で未明に行われた高架化工事の作業内容が徐々にわかってきた。静岡県警や国土交通省の事故調査委員会が調べを進めている。
一般的な工法
事故は6日午前3時頃、道路を高架化する工事現場で発生し、長さ約63メートル、幅約2・5メートル、重さ約140トンの橋桁が路上に落下した。高架上の作業員らが巻き込まれるなどし、2人が死亡、6人が重軽傷を負った。
(中略)
真下に道路があり足場を組めない現場ではこの工法が採用されることが多く、事故調の委員長を務める名古屋大の舘石和雄教授は「一般的な工法」と述べた。
ジャッキで移動
(中略)
同様の工事を請け負う工事関係者によると、水平ジャッキを使う際には通常ジャッキと橋桁が固定されており、そのまま滑り落ちる可能性はないという。降下の際も、橋桁が道路の内側や外側に傾かないようジャッキを操作しながら下げていくため、「落下することは考えにくい」と首をかしげる。
複合的要因?
橋桁はこうした工程の途中で何らかの原因でバランスを崩し、落下したとみられる。捜査幹部は「複合的要因だ」と今回の事故の印象を語る。当時は約20人が作業にあたっていたが、捜査関係者によると、目撃者はその半分程度にとどまるといい、関係者から慎重に聞き取りを進めている。
(以下略)
引用元:讀賣新聞 https://www.yomiuri.co.jp/national/20230713-OYT1T50169/
この事故ニュースを初めて聞いた時、私は「おやっ?」と思ったのです。何故なら、この事故現場付近は普段から「古墳地帯」であることを知っており、地元の知人とこれまでに何度か調査に訪れたこともあった場所だったのです。
もちろん、その事実とこの事故を結び付ける意図はないのですが、何故か無性に気になり、とにかく一度現場を見に行こうと思い、先日現場に行って参りました。その際、現場付近で知人が特に気になっていたという
久佐奈岐(くさなぎ)神社
を見に行ったのです。
久佐奈岐神社は現場及び清水JCTのほぼ真北に位置する、古い神社です。
画像:現場と同神社の位置関係
久佐奈岐(=草薙)という名前からお分かりのように、日本武尊(やまとたける)の東国遠征と関係の深い神社のようですが、それだけでは、ここが古墳地帯となった理由が今一つ掴みかねるのです。
写真:久佐奈岐神社
神社周辺の地形から、ここが明らかに崩された古墳の上に建てられた神社であることは一目瞭然だったのですが、問題なのは、どうして古墳を破壊してまで神社を建てたのか?そして、その被葬者とはいったい誰だったのかという点なのです。
私の見立てでは、久佐奈岐神社は明らかに「封印系神社」、すなわち古代の事実を物的にも霊的にも隠蔽する為に建てられたもので、かなり強力な呪術的措置が取られているということです。
これだけの仕掛けが見られる神社は珍しく、ここまでされる被葬者となるとその身分がかなり限られてくるのです。また、近くを走る中部横断自動車道の接続高架道路もまるで遺跡地帯を狙ったように建造され、何やら意図的なものを感じるのです。
写真:史跡庵原(いはら)城をぶち抜く中部横断自動車道(三池平古墳から撮影)
それらを断定するにはまだまだ決定的な証拠が不足しているのですが、今後調査を続ける大きな理由とはなるでしょう。
今回の事故は不幸な出来事でしたが、清水という土地が歴史的に無視できない場所であるとの認識を新たにしたのです。
キリストの御国にて記す
管理人 日月土
既に工法が確立し、全国で行われている同種の工事でどうして事故が起きたのか?その後の調査でも決定的な原因が判明していないようです。
静岡の橋桁落下事故、未明の作業内容が徐々に判明…工事関係者「通常は落下考えにくい」
2023/07/13 18:00
静岡市清水区尾羽の国道1号「静清バイパス」で建設中の高架道路の橋桁が落下し、8人が死傷した事故から13日で1週間。原因の特定には至っていないが、高さ10メートル近い高所で未明に行われた高架化工事の作業内容が徐々にわかってきた。静岡県警や国土交通省の事故調査委員会が調べを進めている。
一般的な工法
事故は6日午前3時頃、道路を高架化する工事現場で発生し、長さ約63メートル、幅約2・5メートル、重さ約140トンの橋桁が路上に落下した。高架上の作業員らが巻き込まれるなどし、2人が死亡、6人が重軽傷を負った。
(中略)
真下に道路があり足場を組めない現場ではこの工法が採用されることが多く、事故調の委員長を務める名古屋大の舘石和雄教授は「一般的な工法」と述べた。
ジャッキで移動
(中略)
同様の工事を請け負う工事関係者によると、水平ジャッキを使う際には通常ジャッキと橋桁が固定されており、そのまま滑り落ちる可能性はないという。降下の際も、橋桁が道路の内側や外側に傾かないようジャッキを操作しながら下げていくため、「落下することは考えにくい」と首をかしげる。
複合的要因?
橋桁はこうした工程の途中で何らかの原因でバランスを崩し、落下したとみられる。捜査幹部は「複合的要因だ」と今回の事故の印象を語る。当時は約20人が作業にあたっていたが、捜査関係者によると、目撃者はその半分程度にとどまるといい、関係者から慎重に聞き取りを進めている。
(以下略)
引用元:讀賣新聞 https://www.yomiuri.co.jp/national/20230713-OYT1T50169/
この事故ニュースを初めて聞いた時、私は「おやっ?」と思ったのです。何故なら、この事故現場付近は普段から「古墳地帯」であることを知っており、地元の知人とこれまでに何度か調査に訪れたこともあった場所だったのです。
もちろん、その事実とこの事故を結び付ける意図はないのですが、何故か無性に気になり、とにかく一度現場を見に行こうと思い、先日現場に行って参りました。その際、現場付近で知人が特に気になっていたという
久佐奈岐(くさなぎ)神社
を見に行ったのです。
久佐奈岐神社は現場及び清水JCTのほぼ真北に位置する、古い神社です。
画像:現場と同神社の位置関係
久佐奈岐(=草薙)という名前からお分かりのように、日本武尊(やまとたける)の東国遠征と関係の深い神社のようですが、それだけでは、ここが古墳地帯となった理由が今一つ掴みかねるのです。
写真:久佐奈岐神社
神社周辺の地形から、ここが明らかに崩された古墳の上に建てられた神社であることは一目瞭然だったのですが、問題なのは、どうして古墳を破壊してまで神社を建てたのか?そして、その被葬者とはいったい誰だったのかという点なのです。
私の見立てでは、久佐奈岐神社は明らかに「封印系神社」、すなわち古代の事実を物的にも霊的にも隠蔽する為に建てられたもので、かなり強力な呪術的措置が取られているということです。
これだけの仕掛けが見られる神社は珍しく、ここまでされる被葬者となるとその身分がかなり限られてくるのです。また、近くを走る中部横断自動車道の接続高架道路もまるで遺跡地帯を狙ったように建造され、何やら意図的なものを感じるのです。
写真:史跡庵原(いはら)城をぶち抜く中部横断自動車道(三池平古墳から撮影)
それらを断定するにはまだまだ決定的な証拠が不足しているのですが、今後調査を続ける大きな理由とはなるでしょう。
今回の事故は不幸な出来事でしたが、清水という土地が歴史的に無視できない場所であるとの認識を新たにしたのです。
キリストの御国にて記す
管理人 日月土